1974-02-27 第72回国会 衆議院 外務委員会 第7号
その中で、日本は特に東南アジア諸国とはいろいろな形で経済関係を持っておりますが、向こうのほうからいいますと、たとえば肥料であるとか合成化学繊維であるとかあるいは塩化ビニールのような石油製品であるとか、こういうものについては日本を当てにしております。私が手にした資料で見ましても約五〇%以上いまのような品物を、工業製品を日本に依存をしているという国が東南アジア諸国には非常にたくさんあります。
その中で、日本は特に東南アジア諸国とはいろいろな形で経済関係を持っておりますが、向こうのほうからいいますと、たとえば肥料であるとか合成化学繊維であるとかあるいは塩化ビニールのような石油製品であるとか、こういうものについては日本を当てにしております。私が手にした資料で見ましても約五〇%以上いまのような品物を、工業製品を日本に依存をしているという国が東南アジア諸国には非常にたくさんあります。
それから新しいいわゆる新規産業、特に最近の合成化学繊維等のああいうものについても、これはある意味において育てていくといいますか、そういう製品ができるだけ安く国民の手に入り得るように、そういうこともやはり私は否定はできないと思います。あってもいいと思いますが、しかし考えてみるに、一方、電気なんか大口需用はばかみたいに安い料金でやっておる。そういうところに一つの問題がある。
みんな、こう速記録を調べてみると、それは予算が取れておれば、私はおざなりと言わなくても済んだろうと思うが、二年も一文もつかない残酷な取り扱いをされて、そうして、今掘り出せば、国家の有用なエネルギー資源となり、あるいは合成化学繊維の、またはその他の原料になるところの天然ガスが地下に埋もっておる。そうして日本は、口を開けば国家の繁栄、国家の繁栄、貿易の伸張、貿易の伸張と言う。
それに対して、もちろん石油の原料そのものを合成化学会社でお使いになる場合はいいのでありますが、先ほど申し上げましたように石油を変性したり分解して、合成化学繊維にいたします場合に、希望のものだけが非常に多量にできればいいのでありますが、なかなかそうはできないのであります。
近年世界各国における繊維の動向を見ますと、衣料品はむろん、工業用に至るまで、加速度に合成化学繊維に移行しつつあるのでありまして、品質の向上と価格の安定によつて、遠からず合成化学繊維万能時代の到来を予想されるのであります。
重油、撚糸並びに合成化学繊維の件等について御質問がありましたらお願いします。